『SILENT HILL f』を見ていて、どうしても気になってしまう人物がいる。
狐面の男。
狐の面で顔を隠した謎めいた姿。
そして、あの独特な声と話し方。
昔の『SILENT HILL』シリーズを遊んでいたわたしとしては、新作が日本を舞台にしているだけでもかなり気になっていた。
その中でも狐面の男は、
「この人、いったい誰が演じているんだろう?」
と妙に気になる存在だった。
そこで今回は、
狐面の男を演じているのは誰なのか?
そして、
あの独特な演技は、実際どんな評判なのか?
気になったので調べてみました。
調べてみると、声だけではなく身体の動きまで本人が演じていたり、「メロ狐」と呼ばれるほど人気になっていたり。
思っていた以上におもしろい人物でした。
※この記事では、物語の核心に触れる大きなネタバレはできるだけ避けています。
『SILENT HILL f』がなぜ日本を舞台にしたのかについては、こちらの記事でも詳しく調べています。
SILENT HILL fの狐面の男を演じているのは泰江和明さん

※当サイト作成のイメージ画像。公式画像ではありません。
『SILENT HILL f』で狐面の男を演じているのは、
俳優の泰江和明(やすえ かずあき)さんです。
『SILENT HILL』公式SNSでも、狐面の男を泰江さんが演じていることが紹介されています。電撃オンラインでも、泰江さん本人のメッセージとともにキャスト情報が紹介されています。
今回調べていて意外だったのが、
もともとゲームをあまりせず、ホラーも苦手だった
ということ。
WEBザテレビジョンのインタビューで泰江さんは、『SILENT HILL f』のオーディションを受けた当初、作品がこれほど有名なシリーズだということも知らなかったと話しています。
そのため、逆に変に構えず自然体でオーディションに臨めたのではないか、と振り返っています。
ホラーが苦手なのに、
狐面をつけて、
あの不気味な世界の住人になる。
……なかなかすごい。笑
そして、泰江さんの仕事は「声」だけではありませんでした。
狐面の男は声だけじゃない!身体の動きも泰江和明さん

※当サイト作成のイメージ画像。公式画像ではありません。
わたしが一番「へえ!」と思ったのがここ。
泰江さんは、狐面の男のモーションキャプチャーも担当しています。
モーションキャプチャーというのは、簡単にいうと、俳優の身体の動きを撮影して、その動きをゲームのキャラクターに反映する技術です。
泰江さんによると、撮影現場には360度を撮影できるカメラがあり、舞台のように「正面」を意識せず、自由に動くことができたそうです。
本人も、声優としての仕事と身体を使った演技の両方を経験できたことについて語っています。
つまり狐面の男の、
声。
立ち方。
振り返り方。
手の動き。
仕草。
そういったものまで含めて、泰江さんの演技なんですね。
声だけを担当しているというより、身体の動きまで含めて、一人の俳優が丸ごと狐面の男を演じている。
と言った方が近そうです。
これを知ると、次に狐面の男を見るときは、声より先に手とか立ち方を見てしまいそう。
狐面の男の演技は「棒読み」?評判を調べてみた

※当サイト作成のイメージ画像。公式画像ではありません。
狐面の男について調べていると、
「棒読みっぽく聞こえる」
という感想も見つかります。
実際、個人のプレイレビューでは、狐面の男など一部の男性キャラクターについて、声質や話し方から「棒読みに感じる」と評価しているものもありました。
一方で、そのレビューでも狐面の男については、ゲームを進めるうちに慣れてきたとも書かれています。
ただし、これはあくまで一人のプレイヤーの感想です。
『棒読み』という言葉だけで、演技が下手だったと決めつけるのは違和感があります。少なくとも、わたしはかなり強く印象に残りました。
狐面の男は、普通の人の会話とは少し違う、独特な声と間の取り方をする人物。
そもそも狐面で表情がほとんど見えないぶん、声や話し方が余計に強く印象に残るのかもしれないなと思いました。
※これは公式が説明している演出意図ではなく、ここはわたし個人の感想です。
海外レビューでは狐面の男の演技を高く評価する声も
一方、海外レビューには高く評価しているものもあります。
海外ゲームサイト「oprainfall」は、『SILENT HILL f』の声の演技を高く評価。
その中でも、
主人公・雛子役の加藤小夏さん。
狐面の男役の泰江和明さん。
雛子の父・寛太役の真砂豪さん。
この3人を特に印象的な演技として挙げています。
つまり、
「独特で気になる」という人もいれば、
「その独特さがいい」と感じる人もいる。
演技については、かなり受け取り方が分かれるようです。
でも、良くも悪くも「なんだ、この人……?」と気になってしまう。
それだけ強く印象に残るキャラクターとも言えそうです。
狐面の男はなぜ「メロ狐」と呼ばれている?

※当サイト作成のイメージ画像。公式画像ではありません。
さらに調べていくと、ちょっと予想外の方向へ話が進みました。
狐面の男。
ネットではいつしか、
「メロ狐」
と呼ばれるようになっています。
メロい狐面の男。
略して、メロ狐。笑
WEBザテレビジョンの泰江さん本人へのインタビューでも、狐面の男がヤンデレ的な魅力から「メロ狐」と呼ばれ、人気になっていることが紹介されています。
電撃オンラインでも、狐面の男は特に女性ファンから「メロい」と評判になり、ミーム化したキャラクターとして紹介されています。
さらにファミ通では、狐面の男の言葉や振る舞いについて、少女漫画の登場人物を思わせるような“大人の魅力”があると紹介されています。
……ちょっと待って。
ホラーゲームですよね?笑
怖い。
怪しい。
顔も狐面で隠れている。
なのに、
メロい。
このギャップが、人気の理由のひとつなのかもしれません。
狐面の男の人気は制作側の予想以上だった

※当サイト作成のイメージ画像。公式画像ではありません。
電撃オンラインの発売後インタビューで、『SILENT HILL f』のプロデューサー・岡本基さんは、キャラクター人気が高くなる可能性は考えていたものの、
狐面の男を含むキャラクターがここまでミーム化することは、制作側にとっても予想以上だったようです。
『SILENT HILL』といえば、わたしの中では霧や裏世界、怖いクリーチャーの印象がかなり強い。
だから最新作で、
「狐面の男がメロい」
という方向から新しく作品を知る人が出てきたというのも、なんだかおもしろい。
謎の男だったはずなのに。
気づいたらメロ狐。
……語感も良いな。笑
声優を調べたら、動きまで気になってきた
最初は単純に、
「狐面の男の声優って誰なんだろう?」
という疑問から調べ始めました。
でも調べ終わってみると、
声だけじゃなかった。
身体の動きまで泰江さん自身が演じていた。
そして演技については意見が分かれているものの、キャラクター自体は「メロ狐」と呼ばれるほど人気になっていた。
これはちょっと予想外でした。
次に狐面の男を見るときは、
声だけじゃなく、
立ち方。
手の動き。
振り返り方。
雛子との距離の取り方。
そのあたりまで見てしまいそうです。
好き嫌いが分かれても、
妙に気になってしまう。
謎の色気を放つ危険な男。(はい。私の勝手な妄想です。笑)
今後また泰江さんがゲーム作品に出演することがあったら、今度は声だけじゃなく、動きまで気にして見てしまいそうです。
関連記事
